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この春は、国内外でざわついていますが、桜は静かに咲き始めており、 心を清らかにさせてくれていますね。 そんな中、子供の世界では、やはり何か、変な空気を感じています。 春休みに入って、少しは元気かなと期待しながら、 教室で待っていると顔色はまあまでした。 ところが、テーブルへ着くなり、顎を支えるひじつき姿勢で「フゥー。」と。 早速 なごみばあちゃん:「あらあら、春休みに入って、どう。」 子ども:「疲れるよ。」 なごみ:「あら、休みは自分の時間があるから、いいでしょう。」 子ども:「だって、宿題があるし、お母さんがうるさいし。習い事も多いし。 ゲームもクリアしたいし、することがいっぱい。」 なごみ:「えっ、春休みに宿題があるの。」 子ども:「あるよ。あるよ。」 子ども:「あのね、受験合格して、疲れた。」 子ども:「サッカーがあるでしょ。公文があるでしょ。プールがあるでしょ。・・・」 子ども:「僕は、英語に行ってるよ。・・・。」 なごみ:「みんな、沢山習っているのね。これって、自分で行きたくて行ってるの。」 子ども:「だって、お母さんが、行きなさいと言うんだもの。」 子ども:「友達が行ってるから、行くよ。」 子ども:「辞めたくても、お母さんに言ったら、怒られるから駄目だもん。」 とワイワイ、がやがやと。 この会話を、聞いていて、頭の中は???。 比較するのではないのですが、なごみばあちゃんの時代は、 春休みは唯一宿題の無い遊び放題の自由時間でした。 いえいえ、夏、冬休みにはもちろん宿題はありましたが、 大好きな遊び優先の期間でしたね。 ところが今や、一人平均、2~3の習い事へ通っているという、昨今。 人生で一番大切な遊びから学ぶ時間は、今や習いこと一色の会話に、 なごみばあちゃんは、とても心配になります。 興味、関心から発生する自発的経験は、いつするのでしょうね。 これは参考になるかどうかわかりませんが、 なごみばあちゃんの子供は、 塾を辞めてから学校の成績が上がったのね。 思わず、親心子知らずといいたいのですが、 実は何事も自立心に勝るものはないと、反省をしたことがありました。 皆さんは、今の子供世界をどう思われますか。
by 753-nagomi
| 2017-04-08 23:23
| なごみばあちゃんのつぶやき
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